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や〜あいた。
あいたったらあいた。
かつての乳飲み子がすくすく成長し多少の言語を話すくらいには、あいた。
私もね、この5年くらいでいろいろありました。
かる〜く男の人を養ったり。ね、かる〜く。養ったり。いや、働いてたよ?彼。バイト行ったりさ。バイト行ったり〜、なんかTSUTAYA行ったり。リンダリンダリンダを借りてきてくれたりおさ、した。
ただね、口揃えてこの「働いてたよ、バイト行ったり」って言う人は、確実に「(あこれか。これが世に噂のヒモ男か)」とね、若干興奮にも似た自分へのドン引きを抱くので、そうなったらもう自己肯定感の欠如の坂道をすいすい〜と駆け下りるだけなので終わりは近し。ってんで、私もほどなくして解消しました。
ふぅ〜!危ねぇ危ねぇ。
命からっがら。
で、なんか地元に戻って、仕事とは?
仕事とは、働くとは、納税や年金及び家族とはなんぞや?とね。
あ〜ちょっともう難しい。私は仕事をしたくねぇよな〜と思って、後にドロップアウト組が集うことを知る某本屋に転がりこみ、とりあえずね、とりあえず、諸々のことから免除されたい一心でポーーーーーっと、生きていました。
ポーーーーーっと生きてるあいだは、毎日なんかピカチュウのくびれについて考えたり、シルバニアファミリーの赤い屋根の大きなお家ライトつくんだとか、自転車で家に帰るまで一回も足つかないよゲームをしたり、を、してた。
お察しのとおりね、モラトリアム。モラトリアムですね。もう本当に、社会的に見るとアウトオブアウトですね。アウトオブアウト。いやアウトオブアウトってあってんのか知らないんだけどとりあえず言っとけってかんじだから言う。
ちょっとというか、だいぶ、立ち止まった。
3年くらいはこんな調子で生きてて、で、なんかそん時に知り合った人とこのあいだ結婚したりした。
ねーー。ほんと。
配偶者ができたことで、そうねー、わりとちゃんとご飯とか作るようになったし、いやいちばん最初にちょっと待ってろっつって振る舞ったハンバーグが岩だったりもしたんだけど、諸々をちゃんとできるようになった。
あっしは今、生きている。
でね、前に熱をあげるほど大大大好きだった嵐をさ、懐かしむこともでき、ちょっとまたちゃんと好き、大好き、ありがとう、に戻りたいとなったので
勝手にこのアカウントに戻ってきた。
またたくさんたくさん嵐について考えていくぞ、という気持ち。