女心知りてーー!わかりてーー!!!悪気はなかったんだよーーーー!!!
みんなの心に問いたい。
/
最後に乗ったの、いつーーーー?
最後に波つかまえたの、いつーーーー?
\
って。
これは結構大きめな声で問いたいんだけど。
こちとら乗り続けて早20年。
ひとつひとつの案件を真摯に受け止めてきた。なんだなんだとはやる野次馬心を抑えて真摯に受け止めてきた。
「あのね、きのうね…」
「気になる人ができたって……」
「もう別れたいって……」
「友達に戻りたいって……」
はい。
恋の相談のことですね。
ぶっちゃけね、もうね、それ私に相談しますかっつう。周りにいる友達のなかで私をチョイスしちゃう?っつう。それ私に話したところでなんの解決策もパスできねぇよ?っつう。本心。
だけど感じるよね。私いま頼られてる!って。だとしたら彼女を救いたい!彼女の笑顔を取り戻したい!って。それならその気持ちを大切にしたい。できるかぎりのベストを尽くしたい。彼女が笑うなら私は逆立ちで札幌市を一周しながらアドバイスしよう。と。
で、聞くじゃん?
捻り出すじゃん?
どうしよーーーーーーーーーう!!!!!!!!!!!!!!!なんの言葉もでねーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!慰めの言葉も出てこねーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!なんとかしてやりたーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!!!!!けど何も思い浮かばねーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!
わかりきってた。
だってさ、ほら、私と恋を掛け合わせるなんて亀田興毅が金魚すくいのポイ持って「俺は最強じゃゴラァーー!!!!!」って言うくらいしっくりこないもん。
無理ある。
それに私が最後に恋したのって、えーーーーーっと、えーーーーーーーーーっと………、いつだっけ^^?
だけどね、ここはね、私もだてに聞いてきてない。経験こそ無いものの男女間のエピソードなら西野カナに提供できるくらい知ってる。
んで今まで聞いてきた話しのひきだし全部に手かけて、いつでも類似した件をスッと出せるように準備した。
一呼吸置いて詳しい話し聞いた。
「◯◯、気になる人ができたらしいんだけど、」
うん。(ここまで半分ヒット)
「連絡とってるうちに向こうも本気になったみたい」
おぅ。(ここまでも半分ヒット)
「で、きのう◯◯の家行ったら、女の子がいた……」
ガタガタッ(えーっと確か2段目の右から〜…)
「一緒に住んでるって……」
(0件ーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!同棲パターンははじめましてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!)
「どう思う?」
ど う 思 う ?
酷よね。
つぅか◯◯君、たいした根性してんな。別れる別れない飛び越えて同棲って、むしろかっけーよ。新しいよ。
あとね、おそらくジョニー超驚いてる。
♪だから好きだといって
天使になって
そして笑って もう一度
せつない胸に波音が打ち寄せる
ね。
こんなにも純な男の恋心を歌ってるジョニー、もとい私の乗り歴もね、まさかこんな案件が来るとは思ってなかった。
♪いつか君をさらって
彼氏になって
口づけあって 愛まかせ
終わりなき夏の誘惑に
人は彷徨う 恋は陽炎
嗚呼…蘇る
口づけあって愛まかせって、ねぇ。口づけあったあとに愛にまかせたら、ねぇ。なんて大胆!まるで彼女いるけど出会った女の子のことが好きだからその子と同棲しちゃったような曲!あれ??なんかこの話し………………◯◯君だーーーーーーーー!!!!!!!!◯◯君の話しだーーーーーーー!!!!!!
つってなんかリンクしちまったけど。
で、0件ヒットなりに答えた。
「別れれば?」
って。
我ながらすっごいいいアドバイスだったと思う。結構ぶっこんだパンチのある一言だったと思う。そしたらね、
「う〜〜〜ん……」
って。
ガタガタッ
うっそん。
別れないの?え?だって同棲って浮気越えてね?ちゅーしてんだぜ?愛まかせちゃってんだぜ?え?ん?それいいの?心の容量広くね?それ軽く北海道入っちゃうんじゃね?って。
ちんぷんかんぷんとはこの事よ。
そしたらさ、待ってましたと言わんばかりに前に座ってた恋愛マスターがぐるんと振り向いて私なんかよりも的確であろうアドバイスを5例くらい出してくれちゃってさ。
すっげぇよ。5例だよ。5例。
やっぱり実習終えた実はつえーよな。
かなわねぇ。
関心しながらありがとう恋愛マスターーーーー!!!!!!って心の中で叫びましたし。
まぁね、恋愛マスターがアドバイスした中で彼女が選択した解決策が「その女の子の物を部屋から出すor燃やす」だったのはね、目をつぶります。だって彼女すっげぇ嬉しそうなんだもん。それ、やばくね?もっと方法あんじゃね?っていうのはね、今言うのはナンセンスだな、と。
で、スルーーーっと言っちまった。
「いやぁ〜〜〜^^みんな彼氏とか大変なんだね〜〜^^なんならアイドル好きになんなよ、アイドル^^浮気とかないし^^アイドルはいいよ〜^^アイドル^^」
当たり前に恋愛マスターと彼女の顔曇ったわけで。完全に確執生まれたわけで。私も燃やされるかもしれないのでもちろん速攻謝りました。怖かった〜〜
嗚呼…蘇る